昨日はHSPオフ会を開催しました。
参加者は少ないですが、無事開催できたこと本当にホッとしています。
たくさん集まってくれた方が良かったかも知れませんが、それは私の都合ですからね。たくさんの人に会いたかった方がお客さまなら申し訳ない限りですが、お客さまからご感想のメールをいただき胸を撫で下ろしたところです。
話が逸れますが、私が主催者ではなく、まだ参加する側だった時のこと。
自己紹介で「アロマサロンを開いている」と言うと、一同空気がざわつくのです。
恐らく各自のイメージで”羨ましい状態”が浮かんで来てて、ちょっぴり嫉妬も混じった空気。
(隣にいた友人もおんなじ事を感じていたので気のせいではないようです。)
その”羨ましいイメージ”が私に伝わって来たので、逆のお話をさせてもらいました。
いかに一人のお客さんを得るのに苦労しているか、なかなか思ったようにならない現実。
そしたら、皆の”羨ましいイメージ”の風船が一気に萎んだのです(笑)
こういう活動をしていると、割と嫉妬されてしまうのですが、嫉妬とはなんでしょう。
嫉妬と言うとマイナスイメージがあります。その感情が湧いて来たら打ち消したくなったり、自分を責め罪悪感が出てくるかも知れません。嫉妬が湧く相手から目を背けたくなるかも知れません。
ですが、それだけでは勿体無い。
嫉妬している自分をまずは認めてしまいましょう。
嫉妬とはそこに自分の理想だったり、やりたいことを相手が叶えているから湧いてくる感情です。
少しニュースにもなりましたが、あるスポーツ選手がライバル選手にドーピング検査に引っかかる成分を飲み物に混ぜたことがありましたね。
あれはまさに嫉妬から生まれたものです。
テレビを見ている人たちは、そのスポーツをしていないし「何でそんな卑怯なこと!」と思えるかも知れません。それはそのスポーツは自分とは切り離された世界だから思えるのです。本当の本当に同じ立場だったら行動に移すのは絶対していけないことですが、気持ちが湧いてくる可能性はゼロと言い切れるでしょうか。
嫉妬とは自分が持ちたいけど、持ってないものを相手が持っているから起こります。
自尊心が低いと、より一層嫉妬しやすいです。(嫉妬というのは人の業でもあるのでゼロにする必要はないと思います。)
自分の丸ごとを受け入れた状態「I am OK」でないと相手も「You are OK」とはなりません。つまり、「I am not OK」なのに「You are OK」と思うのは無理です。
また、褒められた時だけ「I am OK」になる方も結局自分より大きな幸せを相手が得たら心底喜ぶのは難しいです。(その状態は母娘関係に起きやすいです。母は自分が幸せでないと、娘の真の幸せを喜べず、無意識に自分が得た幸せと同じか少し下の幸せを祈ります。なので、母の立場の方にはご自分がまず幸せであって欲しいと願います。それが必ずお子さんの幸せに繋がります。)
嫉妬心からのメッセージは
「なりたい自分」のヒントと、理想の自分に押し潰れそうになっている「現実の自分」がいないかどうか。
「理想の自分」と「現実の自分」の距離があまりにあるなら、理想を下げる/手放す、自己評価を上げるかになります。
かく言う私ですが、以前は「理想の自分」が高く、自己評価も低いので「現実の自分」との距離はかなりありました。
その時は他者の幸せは一応「おめでとう」と言えるけど心から喜べず、その自分をまた否定していました。
それが辛くてまた人と距離を取るという悪循環。
その悪循環を断ち切ったのは人のサポートを受けつつ「思い」と「行動」を変え、自信をつけていくこと。
これだけ言葉にありふれた世の中なので考え方を変える機会はたくさんあります。問題は行動を変える勇気があるかということです。
今迄と同じ行動だとまた同じ明日が来ます。
好きな人、好きなものを手に入れるには想いだけでは手に入りません。いくら考え方を変えても手を伸ばして手に入れようとしないと意味がありません。
いくら考えが素晴らしくても、生き方にそれが反映されていなければ「絵に描いた餅」です。
最初は誰でも上手くは行きません。
今朝スキー教室で子供達が自信をつけていく姿をテレビで見たのですが、
「たくさん練習していく中で、少しずつ上手く行ったという感覚を得ることができます。その感覚を積み上げていくことで自信になるのです。」
とコーチが仰っていたのですがまさにその通りなのです。
行動を変えていくのは恐いことです。痛みを伴うこともあるからです。
でも本当の本当に今が苦しいなら、休みながらでも構いません。少し行動も変えてみましょう。
もし、自信をつけるということだけなら、一人旅をお勧めします。都会ではなく、田舎が良いです。不便さの中に身を置いてみます。
達成感もありますし、人に助けられることもあったり知らない人との関わりも楽しいものです。
一見関係ないことでも出来ることから行動に変化を起こしてみると、いつもとは違う景色が見られるかも知れません。
自分の人生も捨てたもんじゃない、そう思えたら儲けもんです。
私も人の幸せを喜べなかったのですが、今は全てとは言わずとも前よりずっと多くの幸せを喜べるようになりました。人の幸せが喜べた自分がまた嬉しいのです。
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